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  • 執筆者の写真高畑 昌史

時給で価格設定するのをやめる



高畑です、


僕たちは、良くも悪くも自分目線で価格を決めがちです。


こんな会話をよく耳にしませんか?

(何らかのサービスの料金を見積もる場面です)


「これはけっこう時間がかかるんですよ。だから●●円はいただかないと・・・」


「こんなのすぐ終わりますから、●●円でいいですよ」


特にフリーランスで働く人たちは、


引き受ける仕事にかかる時間に

自分の望む時給を掛けて、

価格や料金を設定しがちです。


でもこれって、よく考えるとおかしいと思いませんか?


例えば、


エアコンのクリーニング。

Aさんは2時間かかるから1万円という。

Bさんは1時間で済むから5千円という。


時間かけた分、仕上がりに差が出るというなら話はわかりますが・・・


仕上がりが同じなら、

むしろ早く終わらせてくれた方がありがたい。


Bさんの方が高くていいと思います。


また、こんなパターンもあります。


FaxDMの原稿を作成する。

A社は顧客リストを100社持っている。

B社は顧客リストを10000社持っている。


同じ原稿を作ったとしても、

原稿作成料金は違っていいと思います。


B社に売る方が高く売れるのです。


なぜなら、B社はそれだけ多くの価値を得るからです。


つまり、こういうことです。


価格設定をするときは、


こちら側の「かかった時間」ではなく

この仕事は顧客にとってどれぐらいの価値(成果)があるのか


を考えましょうということです。


これは、口で言うのは簡単ですが

けっこう難しいチャレンジです。


そのためには多くの時間を費やして

熟考する必要があるかもしれません。


でも、それだけの価値はあります。


ほとんどの人が避けていることだからです。


ほとんどの人は、

・かかる時間

・原価やコスト

・業界平均

で商品(サービス)の価格を決めています。


確かにその方が簡単ですよね。


でもこれって、こちら側の都合ですよね。


忙しいかもしれないけど、

ただひたすらに目の前の仕事をこなすのではなく、


数時間、あるいは数日間、

少しぐらい時間をロスしてもいいから

いったん立ち止まって、


自分自身の価格設定の仕方を見直してみてください。


あなたが費やす時間ではなく、

それが相手にとってどれぐらい価値があるのか。


あなたに価値を感じる人を相手にすれば

あなたの時給は何倍にもなります。



高畑昌史


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