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  • 執筆者の写真高畑 昌史

「選べる」から「選ばなくていい」へ



高畑です、


買い物の仕方が変化しているなーという話です。


ところであなたは、SNSを活用していますか?


フェイスブックとかインスタとか、

あるいはユーチューブとか。


見ていると、所々で現れる広告。

あれってどう思いますか?


わずらわしいなぁと思っている方が多いと思うのですが、、、


Z世代(25歳ぐらいまで)や

ミレニアル世代(25~36歳)、

つまり若者たちの感覚はどうやら違うみたいで、


SNSのお薦め(広告)待ち


という人が少なくないようです。


時代は変わりましたね~。


振り返ると、その昔は物を買うこと自体が嬉しかった。


テレビやCM等で商品を見つけると

とにかくそれが欲しかった。


そして次は、いろいろ比べるようになった。


ネットで情報を検索して、品質や値段を比較。

つまり、より良いものを選ぶ時代。

「選べる」ことに価値がありました。


それが今は、


アルゴリズムによって、

自分の嗜好に合った情報が提供されます。


普段の自分の行動が分析され、

「あなたこんなの好きでしょ?」

というものをお薦めしてくれます。


最近の若者は、それを良しとしています。

むしろ待っているみたいです。


自分であれこれ選ぶよりも、

「選ばなくていい」方が楽なのです。


マーケティングの世界には、

以前から『ジャム理論』というのがあります。


これは、


「選択肢を増やせばいいってもんじゃない」


ということです。


スーパーの棚に、

ジャムを30個ぐらい並べた場合と

6個だけ選んで並べた場合、


6個だけの棚の方が買う人が多かったのです。


選ぶのに労力がかかり過ぎると、

結局何も選ばないということになるのです。


「選べる」楽しさよりも、

「選ばなくていい」楽さ


これを求める人が増えているのかもしれません。



高畑昌史


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