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  • 執筆者の写真高畑 昌史

まだ無いものを売る


高畑です、


商品が無くても、先に売ってしまおうという話。


これは、一見非常識に思えるが

とても理にかなった考え方だ。


例えば「セミナー販売」。


普通の人は、まず一生懸命コンテンツ(内容)を作る。

そして資料を作成する。

なんなら、話す練習もしておく。


それから売り始める。


・・・・・・売れなかったら??


すべてがムダになる。

時間、労力、いったいどれだけかかったのだろう。


まず、売る。


売れたら、中身を作る。


キャッチコピーとコンセプトだけ考えて、とにかく売ってみる。


売れなくても何も問題ない。

売れなかったら、コンセプトを考え直してまた売ればいい。


売れたら、そこから慌てて内容を考えて作り始める。


例えば「展示会」。


何でもいいけど、

飲食店の品評会みたいなものがあったとする。


多くは、そこで試食させて終わり。

よくてチラシを渡して後日お店に来てね。

よくてそのチラシにクーポンを付けている。


それよりも、その場でディナーを売ればいい。

将来の食事券を。


この場合、かなりの割引で売ってもそれだけの価値はある。


なぜなら、

キャッシュが先に入ることと、

その人たちの連絡先を聞いて「名簿」に加えることができるからだ。


キャッシュよりも

「名簿」になることの方がメリットが大きい。


これも、

まだ無いものを先に売ったのだ。


昔、通販で大儲けした人の話を聞いた。


在庫も無いのに、

売れそうな商品を並べたサイトを作った。


売れたら、そこから急いで商品を仕入れるらしい。


どうしても仕入れられなかったら

「売り切れです。ごめんなさい」

と謝るのだそうだ。


これは良心と相談する必要がありそうだけど・・・


でもあのビル・ゲイツも、

創業当初IBMに売り込みに行って、

「こんな技術は持っていますか?」

と聞かれて、持っていないのに

「はい、持ってます」と答え、

納期まで全米中を駆け回って

できる方法を仕入れてきた、というのは有名な話だ。


これも、まだ無いものも売った結果だ。


パターンは様々だが、まとめると、、、


「売ってから考えよう」


ということだ。


かっこよく言うと、

「マーケティングファースト」だ。

(かっこいいか?)



高畑昌史


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