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執筆者の写真高畑 昌史

頑張らずに売ること



高畑です、


「営業という仕事は好きだけど、疲れる・・・」

という人に伝えたいことがあります。


結論から言ってしまうと、マーケティングのすすめです。


その昔、ピーター・ドラッカーという偉いおじさんがいました。

(「経営学の父」とか「マネジメントの権威」と呼ばれている人です)


その偉い人は、マーケティングをこんな風に定義しています。


「マーケティングの目的は、セールスを不要にすることだ。マーケティングとは、顧客を理解し、商品を顧客に合わせ、おのずから売れるようにすることである」


つまり、売り込まなくても売れるようにすることです。


僕は、営業という仕事が嫌いではありません。

(というか、けっこう好きな方だと思います)


そして、頑張ったら頑張った分だけ報われるということも知っています。


事実、僕が今までそれなりの結果を出してきた理由はいたってシンプルで、


「多くの人はやらないけど、本当はやった方がいいとわかっていること」


をやっただけです。


例えば、5件回るよりも6件回るとか、必要な資料や提案書は時間をかけてでも作り込むとか、自分で勝手に諦めずにちゃんと提案するとか、帰る時間よりも完了することを優先するとか、感謝の気持ちをきちんと伝えるとか・・・。


人によっては、それを「頑張っている」ととらえると思います。


僕は、それがダメだと思っているわけではありません。


特に最初のうちは、「頑張って売る」のが必要なことも多いと思います。


ただひとつ。

ここでどうしても言いたいのが、


頑張るって「疲れる」のです・・・。


最初のうちはいいかもしれません。体力があるうちは気にならないかもしれません。また、はたから見ると頑張っているようでも本人にしてみたら自然とやっていることならいいのです。


でも、それなりに気を張って「頑張って」いるなら、いずれバテてしまいます。


※バテているのに売ることを頑張ろうとすると、「お願い営業」になったり「押し売り」になったりします。僕は、それが一番したくないことです。


そこで、、、


「頑張って売ること」ができるようになったら、次のステップは「頑張らずに売ること」です。


それがマーケティングです。


それはわかった。

もちろんそうできたらいいと思う。

でも、どうやって??


という話ですよね。


マーケティングにはいろんな手法があるので、それを学ぶのが大変だ、時間がかかると思われるかもしれません。でも、そんなことはありません。今やっていることの延長で(ちょっと考え方を変えるだけで)、「頑張らずに売れる」ようになることがあります。


次回、その具体的な話をします。

僕が実際にやってきた中で、最初は頑張って売っていたけど途中から頑張らなくても売れるようになった方法です。



高畑昌史



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