TEDのプレゼンで、
「社会運動はどうやって起こすか」
というのを観た。
公園で、上半身裸の男が踊り始める。
周りは冷ややかな目で見ている。
男は楽しそうに踊っている。
皆も一緒に踊ろうぜとアピールする。
周りはやっぱり冷ややかだ。
誰もお前なんかと踊らねえよ、と。
それでも男は楽しそうに、
そして一生懸命踊る。
そこに、二人目が参加する。
一人目の男は、
その二人目(最初のフォロワー)に声をかけ、
二人はさらに元気よく踊り出す。
そして、三人目が入ってくる。
四人、五人・・・
次々と参加するフォロワーたちは、
最初のフォロワーのノリを真似ている。
さらに人数は増え続け、ここからますます勢いづく。
いよいよムーブメントが起こる。
参加者が増えれば増えるほど、
笑われたり、冷たい視線を向けられるリスクは減る。
むしろ、だんだん焦ってくる。
今行けば、コアな集団の中に入れる。
加わらない方が損かもしれない。
この動画、、、
最初に踊り始めたのは上半身裸の男だ。
やり始めたのは彼。
たしかにこの男には功績がある。
しかし、
踊り始めた一人のバカをリーダーに変えたのは、
最初のフォロワーなのだ。
この二人目の男の存在がなければ、
ムーブメントは起こらなかった。
一から始めるのも勇気がいるが、
冷ややかな空気の中、最初のフォロワーになるのも、
それなりに勇気がいることだと思う。
僕はそこに価値を感じる。
それこそがOREYALの役目だと思っている。
高畑昌史
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