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執筆者の写真高畑 昌史

損してまでやるときの基準

更新日:2023年1月16日

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OREYALは、いい商品/サービス/人を輝かせることによって世の中に価値を増やすために、最適なマーケティングプランを考えて実行するところまで一緒にやる会社です。

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高畑です、


「損してまでやるバカはいないよ」


ビジネスをしていると、このセリフを聞いたのは一度や二度じゃないでしょう。自分がよく言う側の人も多いかもしれない。


でも改めてこのテーマを出されたときに、「いや、そんなことはない。場合によっては損してでもやるときはあるだろう」とほとんどの人が思うはずだ。「損して得取れ」という言葉もある。普段自分がそうしているかどうかは別として、冷静に考えれば「そりゃそういうケースもあるわな」と誰もが言うと思う。

(ただし、会話の中で(特に熱くなって話しているときに)「損してまではやらないでしょ!」と言っている人はけっこういて、その人と後からこのテーマについて(落ち着いて)話してみると、「それは時と場合によるね」と平気で言っていたりする(笑))


だが今日は、「損してでもやるときはあるよね」という話がしたいんじゃない。


間違いなく「損してでもやるときはある」からだ。


問題は、


『どういうときに損してでもやるか?』


ということだ。


明らかに得することばかりだったら楽だけど、そんなときばかりではない。これはやるべきか、やらないべきかという判断に迫れらることがある。(ま、そういう「明らかに答えが出ないときにどうするか」を決めるために経営者やリーダーがいるんだけどね)


あなたはどうだろう?

明確な基準を持っているか?

そういう状況になったとき、どうやって判断しているか?


考えられるのは、、、


次につながるとき。

他でカバーできるとき。

少しでも利益があるならやる。

相手の怒り(などの感情)が収まらないとき。

・・・・・・


これらはよくある考え方なのではないかと思う。


でも基準としてはあいまいだ。だから毎回、結局判断には迷う。


だって、次につながることは願うけどその保証はない。どの範囲までを他でカバーできてると考えるのか、どのぐらいカバーできてればいいのか、少しでも利益って1円でも?1%でも?怒りの理由や度合い、また1度は収まったとして2回目も3回目もあったらどうする?などなど・・・


さらに細かい基準を考える必要が出てくる・・・。

(これでは「基準がある」とは言えない)


じゃあ、どうする?


明確な基準と言えるかどうかわからないが、僕は、


『この相手だったら損してもいいと思えるかどうか』


というところで決めている気がする。

(お金を貸すときによく言われる考え方と似ているかもしれません)


やっぱり「次につながる」ことは望むんだけど、その可能性はいくら電卓をはじいても100%にはならない。だけど、この相手だったら信用できるし、仮にここで終わってしまってもそれはそれでいいと思えるかどうか。逆に、次につながる可能性がかなり高いと思えても、相手によってはやらないときはやらない。次につながらなかったらめちゃくちゃ後悔しそうだし、つながったとしてもそんなに嬉しくないような気がする。


つまり、『好き嫌い』ってことかもしれない(笑)



高畑昌史


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