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執筆者の写真高畑 昌史

富裕層は、「何」よりも「誰」を重要視する

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OREYALは、いい商品/サービス/人を輝かせることによって世の中に価値を増やすために、最適なマーケティングプランを考えて実行するところまで一緒にやる会社です。

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高畑です、


「高く売ることを考えた方がいい」ということは、もうかなり前から言われている。あなたも聞いたことがあるだろうし、考えたこともあると思う。


・価格競争は大手には敵わない

・日本は人口が減っている


などの理由で、薄利多売じゃやっていけないのだ。

(今に始まったことじゃない)


加えて、キンコン西野さんが「VIP戦略」なるものを講演会や書籍でめちゃくちゃ分かりやすく紹介してくれたもんだから、ここ最近本当にこの考えは浸透してきているようだ。

(マーケティング業界(?)ではけっこう前から言われていることなんだけど、やっぱり西野さんの影響力ってすごいと改めて感じた)


そこで今日は、ダン・ケネディの「富裕層マーケティング」から引用しつつ、僕の考えも少しお伝えしたい。


―――――――――――

「何」よりも「誰」が重要

―――――――――――


顧客、クライアント、患者は、豊かになればなるほど、商品やサービスではなく、適切な人物や提供者を最初に求めるようになります。(ダン・ケネディ)


そう、富裕層はお金を持っている(当たり前だ、だから富裕層と言うのだ)。


だから「いいもの」はいくらでも買える。というか、物はすでに持っている。こっちで買った方が少しお得・・・なんて考えない。だけど、買い物はするのだ。買い物好きな人も多いと思う。そんな人が買うときの基準にするのは、「誰が売っているか」だ。


誰から買ったかが重要なのだ。


だから、「あなたは何者か」の方が、商品そのものより大事だったりする。


これには、権威、著名性、信頼性、親和性、特異性、排他性などが含まれる。


または「応援したい人か」だ。


そしてもう一つ、別の観点からも「誰」がポイントになるのだが、この場合の「誰」はあなたの方ではない。


「お客さんは誰か」だ。


この商品やサービスをすでに買っている人たち(既存客)は、どんな人たちなのか?


ということ。


分かりやすく言うとこうだ。


吉野家さんの牛丼はめちゃくちゃ美味しい。どんなにお金持ちの富裕層だって、きっと美味しいと感じるはずだ。いや、美味しいということは知っているだろう。食べたことはあると思う。だけど、お店に入って他のお客さんと一緒に食べるのは抵抗があるのだ。


だから、すでにお客さんになっているのが「誰」なのかということも大事な要素なのだ。


数で勝負するのは、今後ますます難しくなってくると思う。



高畑昌史


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