‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
OREYALは、いい商品/サービス/人を輝かせることによって世の中に価値を増やすために、最適なマーケティングプランを考えて実行するところまで一緒にやる会社です。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
高畑です、
まず最初に、もっとも意味のない売上計画の立て方。
それは、「前年比110%増」だ。
これは、耳の痛い経営者(チームリーダー)が多いかもしれない。
(それだけよくあること、ということだ)
前年度より成長させたいのはよーくわかる。
でも、何の根拠もない「10%UPを目指そう」は意味がわからなすぎる。
去年のこの月は、たまたま(イレギュラーで)大きな注文が入った。
なのに、今期はその数字に10%が上乗せされる。
そのことがわかっているのに、「それなら他で何とかしてとにかく数字を作れ」と言ってしまう。
こんなのは意味がない。
じゃあどうするのかと言うと、、、
『シミュレーション』だ。
各担当者(営業マン)に、自分の中でシミュレーションさせる。
得意先Aでいくら、得意先Bでいくら・・・
新規を毎月1件ずつ開拓したら、いくらぐらいになるだろうか・・・
このときに、絶対的な注意が必要なのが、
「このぐらいはできそうだ」という予測(見込み)ではなく、
「このぐらいの市場規模がある」という理想(妄想)だということだ。
つまり、客観的にそのお客さんのポテンシャルを見るのだ。
自分だったら(今の自分の能力を考慮して)このぐらいはいけそうだ、という見方ではなくて、このお客さん(市場)にはこのぐらいの可能性がある、という見方でシミュレーションする。
すると、とんでもない数字(売上額)になるかもしれない。
それでいいのだ。
能力的にとか時間的にとかで、現実的に自分にはできないかもしれない。
でも、それでいい。
それがわかった上で、チームとしてどうするかを考える。
誰が、どこに力を入れるのがいいかを考える。
場合によっては、「ここにこんな可能性があるのなら、全員でここに力を入れよう」ってなるかもしれない。
それを決めるのが戦略だ。
だから、経営者やチームリーダーは、部下からこういう情報を引き出さなければならない。
その得意先にはどれだけの可能性が眠っているのかということを。
高畑昌史
Comments