高畑です、
会議のやり方を見直しませんか?
こんなことを言うと、
「どうせお前は会議が嫌いなんだろ?」
と思われるのでしょうが、
僕はけっこう会議好きです(笑)
「日本人は会議が長い」
とか
「無能な人ほど会議をしたがる」
とか言いますが、
僕はそうは思いません。
無駄に長い会議はしたくありませんが、
実りのある会議(打合せ)はするべきです。
「時間を決めてやろう」という意見がありますが、
(この考えの人は多いし、一般的には良しとされていると思いますが)
僕はイマイチ理解できません。
早く決まれば早く終わるし、
決まらなければ長引くのです。
「時間も迫っているので、そろそろ結論を出しましょう」
というセリフが当たり前のように言われますが、
「はぁ?」
と思います。
時間に縛られて、まとまり切ってないのに決めなければいけないのですか?
納得いくまで意見を交わすこと、
皆の足並みを揃えること、
よりも「終了時間」の方が優先ですか?
予定時間をオーバーしようが、
「ちゃんと決める」ことの方が大事です。
・・・・・・とは言うものの、
無意味に時間がかかる会議は好きではありません。
そんなの当たり前、
誰だってそう、
という声が聞こえてきそうですが、、、
実際は(現実には)、そんな会議が多いと思います。
その最たる例が、
『報告会議』
です。
・先月の売上実績
・達成率(目標との乖離)
・その要因
これって、メールでもよくないですか?
過去の数字を伝え、
達成できた(できなかった)理由を説明(言い訳)する。
これって、全員が集まって時間を取ってやる必要があるのか・・・。
会議って、報告や成果の発表の場ではないと思うんです。
それはむしろ、普段からするべきです。
仕事の成果や進捗状況は、タイムリーに上司に知らせた方がいい。
じゃないと、
「次の会議で報告すればいいか」
「会議のときに相談しよう」
と、報告や相談が遅れる原因にもなります。
では、会議では何をするのか?
ビジネスにおける会議とは、
売上をもっと上げる方法と、経費をもっと下げる方法を考える場
であると思います。
皆が集まり、意見を交わす場です。
普段活動している中で思いついた
売上アップや経費削減のアイデアを
休憩所での雑談のようにどんどん言い合う。
たくさん出てきたアイデアを、
誰かが意思決定しなければなりません。
どれをやるのか、どれをやらないのか。
会議ごとに何らかの意思決定がなされ
タスク(やるべき行動)が発生し、
その進捗について共有し、報告する。
実際やってみて効果があったなら続ける。
他にも応用してみたり、範囲を拡げてみたり。
やってみたが成果が出なかったのなら見直す。
そもそもやれなかったのなら、
その原因を追究し、代替案を考える。
これを繰り返していれば、
会議をする度に売上がアップし、
経費が削減されるようになるでしょう。
高畑昌史
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