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執筆者の写真高畑 昌史

会議の場にお客さんを同席させられるか?

更新日:2023年1月7日

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OREYALは、いい商品/サービス/人を輝かせることによって世の中に価値を増やすために、最適なマーケティングプランを考えて実行するところまで一緒にやる会社です。

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高畑です、


このブログを毎日書こうと思った理由の一つは、これを『日誌』にしようと思ったから。

(日誌の大切さはリッチ・シェフレンから学んだ)


ということで、今日ふと感じた違和感について。


原材料の値上げに伴い、お客さんにも値上げ交渉をしなければならない。

それはわかる。そうするべきだろう。


「仕入先は今月いっぱいは現状の価格でいいと言っている。来月からは高くなる」

「そうなると、すぐにでもお客さんにアナウンスしなきゃいけませんね。来月から値上げになりますって」

「そうだな・・・でも待てよ、こんなご時世だから2週間後から値上げって言っても通るんじゃないか?ウチの仕入が上がるのは1ヶ月後だけど、お客さんへは2週間後って話してもいいんじゃないか?何もそこを合わせる必要なんかないし」


こういう会話って、よくある光景な気がする。


でも待って。その場にお客さんがいたら同じように話す?


他にこんなパターンもあると思う。


「A社が、もっと安くならないかってしつこいんですよ」

「それは断った方がいいだろう。ウチも限界だ」

「何度も話してるんですけどきかなくって」

「この間B社も同じように言ってきたけど、なんとかわかってもらったじゃないか」

「そうですけど、A社めんどくさいんですよ。B社には悪いけど、今回だけ受けちゃっていいですかね?」


みたいな。


いや、高畑さん、お客さんいたら当然こんな話しないっすよ。いないからこそできる話。お客さんにはばれないように(わざわざ知らせずに)、なるべく利益をもらう。ある意味作戦っすよ、作戦。


作戦??


スポーツとか格闘技とか、勝ち負けを競ってるんなら作戦を立てるのはわかる。

相手をだましてスキをついて、こちらが有利に試合を運べるようにして、最後は勝つ。


お客さんに勝ちたいの?


いやいや、そうじゃないでしょ。


ビジネスって、全員が勝つことができるゲームだと思うんですよね。

ちゃんとやれば皆がハッピーになれる。


あ、さっきの話、一つ誤解のないように言っておくと、僕は得意先を全て平等に扱うべきと言っているわけではないんですよ。値段が違ってもいいし、片方だけ値引きを受けたっていい。取引量が違ったり、付き合いの深さもあるでしょう。そこには差があって当然だと思う。


だったら、そう言えばいい。

もっともな理由があって今回は値引きを受ける、と。

それがちゃんとした理由なら、その会議の場にお客さんがいても納得してくれる。


そう・・・何が一番言いたいか、書いててわかった。


『信用』


です。


その売り方は、信用を生むか?


これですな。



高畑昌史


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