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執筆者の写真高畑 昌史

仕事を減らし、成果を増やす方法



高畑です、


「できることは何でもやる!」

というのは疲れます・・・


今日は、マーケティングではなく

仕事術について考えたいと思います。


まず紹介したい本があります。


『エッセンシャル思考』

グレッグ・マキューン著


この本は、メンタリストDaiGoさんも絶賛しているようです。


僕も読んでいて、赤線だらけ付箋だらけになりました。


これは、


「成果を出すためには、あれもこれも試してとにかく量をこなすしかない」


と考えている頑張り屋さんにこそ読んでほしい。

きっと、目から鱗です。


より多くの仕事をこなすためのものではなく、

「やり方を変える」ためのものです。


まず、、、


エッセンシャル思考になるためには、

3つの思い込みを克服しなくてはならないと言います。


「やらなくては」

「どれも大事」

「全部できる」


これって、うまくいってないときほど陥りがちな思考ですよね。

(僕も耳が痛い(笑))


それをこう変える。


「やらなくては」

「やると決める」


「どれも大事」

「大事なものはめったにない」


「全部できる」

「何でもできるが、全部はやらない」


このことを聞いただけでも、

僕は「おぉ!」と目の前の霧が晴れた感じがしました。


真面目な人ほど、

「何もかもやらなくては」と

考えてしまうと思うのですが、


『より少なく、しかしより良く』


という考え方に改める。


そのためにどうするかがこの本にはたくさん書かれているのですが、


ここで一つ、基本的なこと、

「頭の中のクローゼット整理法」を紹介します。


今自分は何に力を入れるべきかを

考えるヒントになると思います。


・・・・・・


1.評価する


「いつか着る可能性があるだろうか?」という考え方はやめる。

そのかわりに、「大好きか?」「すごく似合うか?」「しょっちゅう着るか?」と考える。

答えがノーなら、それは不要なものだ。

仕事に置き換えるとこうなる。

「これをやったら、他の何よりも重要な成果が得られるだろうか?」


2.捨てる


洋服を「いるもの」と「いらないもの」に分けた。

さて、「いらないもの」を今すぐ捨てる勇気はあるか?

「やっぱりもったいない」と感じるのも無理はない。

人はすでに持っているものを、実際よりも高く評価する傾向があるという。

そんなときはこう考える。

「もしもこれを持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか?」

仕事においても同じだ。


3.実行する


クローゼットをきれいに保つには、日頃から整理整頓できる仕組みが必要。

仕事でも、選び抜いた行動を実行するためには、やりやすい習慣をつけることが必要だ。

意志の力をふりしぼらなくてすむように、行動を仕組み化する。

つまり、頑張らなくてもできること(方法)を考えるのだ。


・・・・・・


もちろん、口で言うほど簡単ではないですよね。


でも、本当に大事なことを見極め、

最高のパフォーマンスを発揮することができれば、


仕事だけでなく、人生ももっと楽しくなる気がしますね。



高畑昌史


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