高畑です、
突然ですが問題です。
これは僕が尊敬する経営者の一人、
ダイレクト出版の小川さんからの情報です。
アメリカのある調査会社が、
「その会社のファンになる一番の要因は何か?」
という質問を、
5000人以上の顧客に対してしました。
「ファンになる」というのは、
一度その商品を買ってみたら、
その後リピートするようになったとか
もうそこにしか行かなくなったとか
他の人に紹介した、とか。
さて、何だと思いますか?
だいたい考えられる(可能性がある)のは、
①商品の品質
②コスパ(価格)
③顧客サービス
というところだと思いますが、、、
どれも大切ですよね?
あなたはどれだと思いますか?
・
・
・
おそらく多くの人は、
「なんだかんだ言っても、やっぱり『品質』でしょ」
と考えると思います。
あるいは、
「いやいや、購入後のアフターフォローだよ。つまり『サービス』だ」
でしょうか??
こんな展開で書いているので、
勘のいい人は、
「これはどちらでもないな。意外だけど『価格』か」
と思われたかもしれませんが、
ごめんなさい。
実はどれでもなくて、この中に正解はないんです。。。
ちょっと驚くべき結果が出ました。
この調査会社によると、
ファンになる最大の要因とは、、、
『営業体験』
でした。
つまり、『どんなふうに売られたか』です。
『売り方』がファンになる最大の要因だったのです。
「へ~そうなのか」と思ったのですが、
でもちょっと考えてみたら「確かに」って感じです。
品質って、売り手からすると
思い入れもあるし差があるものですが、
買い手からすると、それほど差はない。
(今はどれも質が良くなってますし)
もちろん、今までなかった画期的な
商品(サービス)というのなら話は別ですが・・・
(そんな商品あんまりないですよね)
お客さんは、
ちょっとぐらいの差はわかりません。
わかったとしても、そこまで気にしません。
一方、『売り方』は大きな差が出ます。
電話をバンバンかけてくる。
今キャンペーン中だとか、お得だとか、ノルマがあるからお願いだとか・・・
でも片や、
こちらの悩みとか望みとか親身になって聞いてくれて、それに合う情報を提供してくれる・・・
この差って、めちゃくちゃ大きいですよね。
「むかつく」か「ありがとう」か。
しかも、たいていの場合は、
商品品質よりも営業体験の方が先に来ます。
つまり、お客さんとの一番最初の接点になることが多いのです。
今日、たまたま営業電話がありました。
「漢方ドリンクが新しく出ました。
一度試してもらいたい。
このエリアを担当しているのでご挨拶がてら・・・」
ごめんなさい、
さすがに速攻でお断りしてしまいました。
高畑昌史
Comments