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執筆者の写真高畑 昌史

システムをつくる重要性と、システムをつくる上での誤解

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OREYALは、いい商品/サービス/人を輝かせることによって世の中に価値を増やすために、最適なマーケティングプランを考えて実行するところまで一緒にやる会社です。

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高畑です、


多くの人が誤解しているが、


ヘンリー・フォードさんは、自動車を発明したから富を得たのではない。


彼が富を得たのは、(1人の作業員が1つの製品をつくるという昔ながらの製造方法に対する)ライン生産システムと、(原材料とその流通に資金を投資する)販売店のフランチャイズシステムのおかげだ。


どんな分野でも、成功している(し続けている)企業の内情をのぞけば、同じようなことが見えてくるはずだ。


ダン・ケネディは声を大にしてこう言っている。


「すべての富は、システムの産物だ」


そして、そのシステムの作り方について、リッチ・シェフレンはよくある間違いを指摘している。


「システムを作ってから結果を出そうとする(つまり、結果を出すためにまずシステムから作ろうとする)のは間違いだ。正しくは、結果ありきでシステムを作る。結果が出たら、それを再現できるようにするためにシステムを作るのが正解だ」


2人の見解をまとめると、こういうことになると思う。


行き当たりばったりで、ある物を売るという営業方法ではダメだ。いいときもあれば悪いときもあるというような、運任せのビジネスになってしまう。あるいは、マンパワー(個人のスキル)に頼ることになってしまう。だから、「型」をつくる必要がある。こうすればうまくいくという一連の流れのようなものだ。そしてこれは、机の上でうんうん唸りながら設計図を描くものではない。まずはやってみるのだ。いろんな方法でやってみる。その中でうまくいくことがあったら、それを思い出しながら設計図を描き始める。なぜうまくいったのかを辿っていく。そして再現性があるようにするためにブラッシュアップしていく。他の誰かでもできるようにしていく。これがシステムになる。


言葉で言うほど簡単じゃないことはわかる。


だけどここには、時間と労力、そしてお金をかける価値があるはずだ。



高畑昌史


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