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  • 高畑 昌史

コロナ禍における「戦略的我慢」


高畑です、


僕は「実行すること」何よりも大事だと思っている。


しかし今日は、「あえて動かない」

ということについて考えたい。


コロナの影響で、

自分の商品やサービスのあり方、

または提供の仕方を変えている

企業やお店が増えている。


例えば、一番わかりやすいのが

インターネットの活用だ。


一応、前置きとして言っておくが、

僕はネットの活用そのものは賛成で

絶対に取り入れていくべきだし、

今まで以上に必須になると思っている。


しかし、だ。


流行っているから、周りが始めたから

という理由だけで取り入れるのは、

ちょっと待った方がいいかもしれない。


例をあげる。


オンライン「ヨガ」。


Zoomが大注目されるようになり、

ヨガのようなレッスンは配信可能で、

箱の制限がないから大人数が参加でき、


「むしろこっちの方がいいんじゃないか」

「Zoomとヨガは相性抜群」

「ヨガはオンライン配信を取り入れないと置いていかれる」


というメディアの煽りもあり、

Zoomレッスンを始めるヨガ教室が急増した。


だけどこれ、うまくいっているか?


おそらくそんなに流行ってもいないと思う。


ニュースや記事を見ると、

「オンライン配信を始めたところが急増!」

というのはよく見かけるが、

「オンラインヨガで満足度UP」

というのは見たことがない。


実はウチでもやってみた。

(OREYALはヨガスタジオを運営している)


配信する動画を撮影してみたし、

他のオンラインヨガに参加もしてみた。


その結果、これはたぶん流行らないし、

ウチには確実に向いていないことがわかった。


理由はいくつかあるのだが、


まずひとつは、

小さな画面を見ながらのレッスンは

とにかくやりづらい。


スタジオで実際に受けるときは、

広い視野の中に先生をとらえられるし

鏡もあるし、先生の方も動いてくれる。


一ヵ所の画面を見ながらのレッスンは

思った以上にやりにくい。


そしてもうひとつ、


そもそも自分の部屋にそんなスペースがない。


普段生活しているときには

まったく狭いなんて感じなくても、

いざヨガをやろうと思ったら

やっぱりある程度の広さは必要だ。


そしてさらに、

これがウチには向いていない一番の理由なのだが、、、


『イメージダウンになる』


ウチのスタジオは質の高さを売りにしている。


他と比べて料金も高いのだが、

レッスンの質、インストラクターの質

そして手に入る結果の質が高い。


参加する生徒さんに合わせて内容を変える。


レッスン中の様子を見ながら話す内容を考える。


個々にポージングのアドバイスをする。


・・・などなど。


映像配信だと、これがうまくできない。


「そんなの当たり前だ」

「クオリティが下がってしまうことぐらいお客さんもわかってくれる」

「その分料金を少し下げればいい」


という意見もあると思うが、

ここからが本題、一番伝えたいことだ。


確かに、

コロナ禍のこの状況においては

やらないよりやった方がいいかもしれない。


しかし、コロナが収束した後のことを考えると、


はたしてそれは得策か?

今どうしてもやるべきか?

元に戻すことは大変じゃないか?


もちろん、こんな状況がいつまで続くかにもよる。

(現時点ではそれは予想するしかない)


しかし少なくともウチは、

やはりリアルのレッスンを提供してこそなのだ。


自分たちが提供しているものの良さが

伝えられないならやるべきではない。


一度ついてしまったイメージは、

そう簡単に変えられるものではない。


そんなこんなを考えると、

今勢いでオンライン配信をやるより、

ここはこらえた方がいいという判断だ。


戦略的に「あえて動かない」ということも必要だと思う。


※※※


くれぐれも言っておきますが、

Zoomがダメなわけではありません。


むしろZoomの機能は素晴らしいと思っていて、


ウチのスタジオでも、

レッスンではなく違う形で

活用させていただこうと考えています。



高畑昌史


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