‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
OREYALは、いい商品/サービス/人を輝かせることによって世の中に価値を増やすために、最適なマーケティングプランを考えて実行するところまで一緒にやる会社です。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
高畑です、
「いい商品だからと言って、売れるとは限らない」
これはどこかで聞いたことのある言葉だろう。いい商品さえ作れば自然と売れるなんて大間違いということ。
とは言え、いい商品は売れた方がいい。
売れた方が世のため人のためになる。
いい商品を持っている人は、それを売る責任がある。
もちろん、たいていの人は自分の商品を良いものだと思って売っている。
あなたもそうだろう。
それなのに、思うように売れていないとしたら・・・
僕は、いい商品なのに売れないのは3つの理由があると思っている。
①良さが伝わっていない
メッセージはとても重要だ。
同じものでも、どう伝えるか、どう見せるかで売れ行きは大きく変わる。
例えば、、、
タオル、500円。
上質な糸のタオル、500円。
世界三大綿の一つエジプト綿のタオル、500円。
定価1200円のタオルが、500円。
定価1200円のタオルが、30枚限定で500円。
定価1200円のタオルが、開店記念、30枚限定で500円。
伝え方でずいぶん変わると思う。
あと、こういうパターンもある。
子どもの落書きのような絵が、裏紙に描いてある。
子どもの落書きのような絵だが、高価な額に入って美術館に警備員付きで飾られている。
見せ方によって、価値が変わる。
②売る相手を間違えている
対面で売るときだけじゃなく、広告媒体や売る場所も。
例えば、同じ内容のチラシでも、ポスティングにするか新聞折込にするかで結果は変わる。
(実際にはテストが必要だが、高価なものは折込の方がいい)
(めちゃくちゃ高価なものは折込もポスティングも合わない)
同じものを同じメッセージで伝えるにしても、相手によって受け取る価値は全然違う。
③既存の市場しか見ていない
こう言われても意味がよくわからないかもしれないが、僕はこれが一番のポイントだと思っている。(というのも、①と②は多くの人はわかっている。どこまで突き詰められているかは別として、意識はしていると思う)
だけど、この③番目はあまり意識していない人も多いんじゃないかと思う。既存の市場しか見ていないというのはどういうことかと言うと、「欲しい人を探している」ということだ。そんなの当たり前だと思うかもしれないが、欲しい人だけを探していたら、本当は必要なのにそれに気づいていない人を見逃す(その人には届けられない)ことになる。
そのために何が必要かと言うと、『顧客教育』だ。
教育というとおこがましく感じられるかもしれないが、要は、気づかせてあげるということだ。
商品の良さをわかってもらう前に、お客さんが抱えている本当の問題に気づかせてあげる。そのお客さんにとって本当に必要なものを気づかせてあげる。
例えば、スタイル良くなるために痩せたいと思っている人がいる。でも実は、スタイルが良く見えるかどうかに体重は関係ないとしたら?痩せる必要はなくて、ボディラインにメリハリをつけること。そのためには何よりも柔軟性が大事だということ。そして柔軟性のある体を作るためにはヨガが一番の近道だということを知ったら、それまでは筋トレやジョギングや食事制限だと思っていたとしても、ヨガっていいかも!と価値観が変わるのではないだろうか?
もしあなたが、「これ本当にいい商品!」と思うものを売っているのなら、それを必要としている人たちにぜひ届けてあげてください。
高畑昌史
コメント